ココロビト

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3分でわかる!【年を取ると時間の流れが早く感じる2つの理由】

平成最後の大晦日まで、残すところ2ヶ月を切りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

「1年って早いですねー」

 

「あっという間ですねー」

 

年を重ねるにつれて、誰もが一度はこんな言葉を口にしたことがあるのではないでしょうか?

 

結論から話すと時間の流れは子供も大人も、皆同じで違いはありません。

 

「けどやっぱり大人になるほど、早くなってる気がする....」

 

「これって本当に気のせいなの?」

 

そこで今回は年を取れば取るほど、時間の流れが早くなる理由について心理学的な面から解説していきます。

 

 

理由①1年が短く感じる理由『ジャネーの法則』とは?

時間の流れは同じです。

 

異なるのは流れを感じる感覚です。

 

 

年を取ると時間の流れが早くなる理由を解明したフランスの哲学者・ポール・ジャネーが発案した法則で『ジャネーの法則』というものがあります。

 

たとえば5歳の子が過ごした1年はその子の人生の中で5分の1。

 

そして30歳の大人が過ごした1年はたったの30分の1。

 

ぶっちゃけ過ごしている時の時間は変わっていませんが、『年を重ねれば重ねるほど振り返ったときに占める1年の割合が小さくなる』ので、短かったように感じてしまうのです。

 

50歳だと50分の1.....

単純計算で1年がたったの2%

 

恐ろしいですね

 

理由②日々の充実度が時間の流れを変える?

 

ジャネーの法則は誰にでも当てはまりますが、同じ30歳なら同じように時の流れを感じているかというとそうではありません。

 

同じ年齢でも時間の流れる感覚には違いがあります。

 

その理由は充実度にあるといわれています。

 

たとえば、1週間毎日同じように会社に行き、いつも通り仕事をこなし、いつものように帰るというルーティーンを繰り返していると、振り返ったときに「あっという間だった」と感じます。

 

どうして短く感じるのでしょうか?

以下にご説明します。

同じような毎日を過ごしていると、脳が記憶の整理の為に、似たような日を同じファイルにまとめて保管します。

 

わざわざ分ける必要のない毎日は『同じ1日』だと認識されます。振り返ったとき、3日くらいしか過ごしていないように短く感じてしまうのが、短く感じてしまう理由なのです。

 

逆に、毎日イベントだらけで、月曜日は会社の飲み会、火曜日は友達とランチ、水曜日は彼氏とデートで週末は一人旅なんてスーパーリアル充実した毎日を過ごしている人は振り返った時に1日1日違った想い出があります。

 

その為、脳が1週間を1週間としてしっかり認識するので、同じような毎日を過ごしている人よりも長く感じることができるのです。

 

極端な例えですが、両者に流れる時間の感覚は大きく違います。

 

人生の価値は長さじゃない

Woman Jumping Wearing Green Backpack

 

同じような毎日を過ごしていると、人生のスピードは急激に加速していきます。

 

100歳まで生きても、40年くらいしか生きてないような感覚。

 

50歳までだけど、しっかり50年分生きたとおもえる感覚。

 

時の流れを変えることはできませんが、感覚を操ることはできます。

 

人生の価値は長さで決まるものではありません。

 

振り返る暇もないくらい、たくさんの思い出を積み上げていってください。

 

そして平成最後の大晦日に「今年もいろんなことがあって充実した1年だったな。」といえるといいですね。