ココロビト

~明日使えるかもしれない心理学を気ままに発信~

【幸せの為替相場】300円=200,000円

 ゴミ捨て10円


お皿洗い10円


洗濯物を干して畳む20円


お風呂掃除30円


窓拭き20円

 

これは私が子供の頃(小3くらいかな)に母親が提示してくれたお手伝い表のメニュー。

 

お小遣い制ではなく歩合制。

 

やればやった分だけもらえる『お仕事』があの頃の私にとっては楽しくて仕方がなかった。

 

300円のフルコース

どんなに頑張っても、なかなか日給が50円を超えることはなかったが、コツコツ貯めて1ヶ月で300円を稼いだ。

 

大した額だった。

 

当時の私にはとてつもない大金を稼いだ気分だった。

 

光り輝く10円玉をかき集めて、私は近所のスーパーへ足を運んだ。

もちろん電卓も忘れずに。

 

買いたいものは最初から決まっていた。

 

普段はなかなか買ってもらえないアイスとポテトチップス。

上手く計算して余ったお金で、オレンジジュースまで付けた。

 

ワクワクした気持ちを抑えながらレジへむかう。

 

そしてレジのお姉さんに両手いっぱいに溢れ出しそうな300円を渡す。

 

1枚1枚丁寧に数えてくれた。


ピッタリ30枚。300円だった。

 

お釣りを貰ってお家に帰る途中、ワクワクが抑えきれずニヤケていたかもしれない。

 

まだ日が沈まない夕暮れ時に、ひとりイスに座ってテレビをつける。

 

今日は土曜日。

あと5分後にはポケットモンスターが始まる。

 

慣れない手つきで食器棚からコップを取り出し、氷を入れてジュースを注ぐ。

 

アイスは食後の楽しみ。

溶けないうちに、急いで冷凍庫にしまった。

 

あとはポテトチップスを空ければ準備は万端。

 

ハワイ旅行に行ったやつにも負けない最高の気分。

行ったことないけど.....

 

こんなに贅沢なご馳走を並べて、好きなアニメを見てる私は今、「世界で5番目に入るくらい幸せ者かもしれない....」と本気でおもっていたかもしれません。 

 

幸せの値段

 

Piggy Bank With Coins

こんばんは。

ココロビトのつばさです。

 

あなたが最近「幸せだな~」と感じた時、その幸せははいくらぐらいで買うことができましたか?

 

ファミレスで食べた夕飯代なら1,000円くらい?

 

もしくは好きなアーティストのLIVE DVDを買って5,000円?

 

それともハワイ旅行で200,000円くらいでしょうか?

 


ほんの10年から20年前。

昔と今ではお金の価値はそんなに変わっていませんが、あなたの目には100円玉はどう映っていますか?

 

子どもの頃100円玉が、めちゃめちゃ光り輝いて見えた時代ってありませんでしたか?

 

「子どもの頃から100円なんて大した価値じゃなかったわ〜」という方いたらすみません。

そこも価値観の違いですよね。

 

価値観は人によって千差万別ですが、自分自身の中でも、少しずつ変わることがあります。

 

今は部屋の隅っこに転がっている100円玉や10円玉も『もし明日、勤め先の会社が倒産』したら必死でかき集めるかもしれません。

 

大人になるといろんな知識がついて、たくさんの情報が入ってきます。

知人の楽しそうな自慢話や有名人のリッチな暮らしぶり。

 

子どもの頃、素直に感じ取れていた幸せの感情は大人になると『周りの幸せ』と比べることにより測ろうとします。

 

贅沢な暮らしをしてる人を見て「自分は不幸だ....」愚痴を吐いたり、自分より貧相な暮らしを蔑んで優越感に浸ったり...

 

そうすることによってあなたの心の中の『幸せ実感価格』が勝手にどんどん値上がりしていきます。

 

最初は300円くらいで買えた『幸せ』が、1000円...2000円と知らないうちにソロリ..ソロリと......

 

けどまぁ私も案外そんなもんです。笑

知りたくなくても勝手に情報が入ってきてしまう時代だから、ぶっちゃけそれは仕方がないのかもしれないですね。 

 

あたりまえのことに感動することはおもっている以上に難易度が高いものです。

 

そもそも『あたりまえの基準』が人それぞれ違うから。 

 

私は今でもアイスはよく買うし、ポテトチップスも大好きです。

 

ただ「あの頃と同じような感動があるか」と言われれば答えは「NO」です。

 

どうせならアイスはハーゲンダッツがいいし、ポテトチップスもリッチバージョンを希望します。

 

あの頃と比べて今は随分成長しました。

 

ちゃんとした仕事に就き、お金の稼ぎ方も覚えた。

 

あの頃1ヶ月かけて稼いだ300円は今なら1時間働けば倍以上稼ぐことができる。

 

だから「それくらいは贅沢を進化させてもいいじゃんっ!」ておもうんです。笑

 

幸せ価格の高騰(インフレ)に注意

 

幸せの感じ方は年齢によっても変わってきます。

 

「これが自分の幸せだ!」といえる定義を無理に決めつけずに自分自身の中で変わっていく価値観を楽しんでみる。

 

ここで大事なことは最近「その価値観が高騰(インフレ)し過ぎていませんか?」ということ。

 

不幸だなんだと嘆く前に自分自身としっかり向き合ってみる。

 

「知らないうちに周りに流されてはいないのか?」

 

そして、たとえ周りが気になったとしても、『幸せ争い』という大会に審査員はいません。

 

No.1の満点を与えるのも落第点を与えるのも自分次第なんです。

 

どうでしょう?

勝手に自分で自分に点数をつけていいなんて、楽勝すぎませんか?

 

負けたいなら勝手に負けてもらって構いません。

けどこんなに優勝しやすい大会なかなかないですよ。

300円のお菓子でも200,000円のハワイ旅行に勝てちゃうんです。

少なくともあの頃の私は負けていなかった。

同点優勝くらいの気持ちだった。

 

大げさな準備はいりません。

ちょこっと見方を変えてみるだけ。

 

現実の為替相場を自由に操ることはできません。

 

けど心の価値観はもしかしたら変動させることができるかも.... 

   

幸せの値段は人それぞれ違うから。

 

今あなたが「日々の生活が少しつまんない」と感じているのであれば、心に値下げ交渉をしてみてもいいのかもしれませんね。