別に行きたくもない飲み会の誘いや会社の接待。
「気乗りしないけど、断ってギクシャクするのも嫌だから仕方なく参加する....」
社会に出ると誰だってそういう場面に遭遇することが、あるのではないでしょうか?
バッサリと『嫌です!』と断ることができればいいのですが、なかなかそうもいかないことが多いですよね。
ちなみに私は学生時代の頃、部活の友達とのご飯が嫌でした。笑
仲も良かったし性格が合わないとかではないんだけど、平日遅くまで練習したのに「なぜこれから!?」という時間でもお構いなしに誘ってくる 汗
けどあの時の自分に断る勇気はなく....嫌われたらイヤだったので。
クタクタの状態でご飯に行ったのが、今となっては良い想い出?です。
良好な人間関係を築いていくうえで、相手のお誘いや仕事の依頼を引き受けるのは、重要なポイントです。
けど自分の体はひとつしかありません。
なんでもかんでもイエスマンでは限界があるんです。
断りきれずに体を壊したなんて話もよく耳にします。
もちろん体を壊すくらいなら、良好な人間関係を諦めたほうが良いに決まっています。
でも、もし人間関係を悪化させずに断ることができるなら、そっちの方がいいですよね。
諦めるのはまだ早いかもしれません。
今回は人間関係を悪化させずに、上手く断るちょこっとブラックな心理テクニックをまとめてみました。
周りに敵を作らない断り方5つのポイント
同じように断るでけでも言い方ひとつで相手に与える印象は大きく変わってきます。
そんな中、嫌われることを覚悟して、勇気を振り絞り断ってきたあなた。
このポイントを押さえれば勇気は必要ないかもしれません。
【1】相手が踏み込みにくい理由を提示する。
お誘いを断ったときに、とても面倒なのが「どうして?」と理由を尋ねられることです。
お互いの関係性があまり深くない時だと、「忙しいので今回は....」で済むかもしれません。
しかしある程度、言い合える仲になってくると、「どうして?なにか予定でもあるの?」と尋ねられてしまう場合があります。
そんなとき便利な理由としては
●家庭の事情
●自身の体調
●別件の仕事
などがあります。
大人になると『個人の領域に踏み込み過ぎてはいけない』という暗黙のルールのようなものがあります。
家庭の事情はそのルールを上手く利用した、かなり使えるフレーズです。
「家庭の事情で今日はお断りさせてください。」というと、本人が詳しく話さなければ、普通の人ならそれ以上、深くは聞いてきません。
体調不良も回数を多用しなければ高い確率で断ることができます。
重要な件じゃない限りは深く突っ込まれることなく、その場を終えることができます。
仕事を理由に使うことは会社以外の人であれば、とても有効ですが会社内の人も関係性によっては使えないこともありません。
「〇〇までにやらなきゃいけない仕事がまだ終わらなくて、家に持ち帰ってやろうとおもっているんです。」
これを伝えれば、わざわざ職場に残ってやってますアピールをする必要もないので、会社内の人にも使えます。
どれも多用することは、オススメしませんが、同じ相手でも少なくて2~3回くらいは断ることが可能になるとおもいます。
【2】別の日程を提案する
「今日は気が乗らないし帰りたいな~」とおもっているときは、別の日程を提案するのが有効です。
「この日は予定があるので厳しいですが、別の日なら大丈夫です。」
と伝えれば『あなたからのお誘いが嫌なわけではありません』ということを遠回しに伝えることができます。
正直に「気が乗らないから。」と言ってしまっては、その人との関係性にヒビをいれてしまうかもしれません。
誰にだって気が乗らない時はあります。
もちろんこの断り方を使った場合は、次回改めて誘われることも覚悟した上で使うようにしましょう。
次回の誘いもできれば受けたくない時は、こちらから別日をピンポイントで提案してあげるといいかもしれません。
相手にも予定があるので、誘われる確率がグッと減ります。
【3】条件を提示する
「別の予定があるのですが、頑張れば1時間はいけるとおもいます。」と条件を付けてみてください。
「それって断れてないじゃん。」とおもうかもしれませんが、条件をつけてあげると『忙しいのに自分の為に、なんとか予定を調整してくれている』という心理が働く為、それだけで満たされる場合があります。
そして結局「わざわざ調整してくれてありがとう!今日は忙しそうだから、また今度誘うね!」となって、相手から断ってくることがあります。
それにもし参加することになっても、短い時間で済みます。
さらに早く上がったのにも関わらず、フルで参加した場合より感謝されるので、使わない手はないですよね。
【4】即答で断らない
私が最近スーパーで買い物をしている時のお話ですが、どうしても見つからないものがあったので、店員さんに尋ねる場面がありました。
私が「すみません、〇〇は取り扱っていますか?」と聞くと
「ないですねー」と一言。
この時、多分店員さんに悪気はないんでしょうね。笑
けどやっぱり、そのときに演技でもいいから『周りのスタッフに尋ねる』だとか『入荷予定はないのか』とかを考えてあげる素振りだけでも、必要だなと感じました。
答えが決まっていても『他に選択肢はないのかを考えた上での回答』を心がけることがポイントです。
相手も「それなら仕方ないか」と納得してくれる可能性が高まります。
【5】感謝のフレーズを忘れない
断ったあとは必ず感謝のフレーズを忘れないようにしましょう。
どんなに上手く断っても感謝のフレーズがなければ、良好な人間関係を築くことはできません。
飲み会のお誘いであれば「今回はこういった理由で行けません、お声かけ頂きありがとうございます。」など
友達同士だと「誘ってくれてありがとう!」だけでも付け加えてあげることによって、相手に良い印象を与えることができます。
時にはきっぱり断ることも必要
上手く断ることについてまとめてみましたが、「この人の為に時間を使うことに、メリットなんてないし、今後誘われても面倒だな。」とおもうときにはバッサリと断ってください。
そんな時、テクニックは一切不要です。
上手く断ると「また次がある」ので、バッサリと断って意思表示を示すということも必要なのかもしれません。
時間には限りがある
同じように断るだけでも、『言い方ひとつ』で相手に与える印象は大きく変わります。
どうせ断るのであれば、なるべく敵を作らないほうがいいですよね。
そして『人生には限りがあります。』
あの時無駄にしてしまった時間を取り戻そうとおもっても、時間が戻ることはありません。
断ることによって生まれた時間を有意義に使ってあなたの人生がより良いものになるといいですね。