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コミュ障必見!初対面の人の壁をブチ壊す方法 (基礎編)

 

【第一印象の重要性】

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初対面で相手に与える第一印象はその後の人間関係を形成していくうえでとても重要なポイントになります。

 

入社初日の挨拶、学年が変わって初のクラスでの自己紹介。

 

たった数分のスピーチで周りの人はあなたがどういった人間なのかを判断します。

 

わかってはいるけど気合いを入れ過ぎて空回りした経験はありませんか?

 

始めに相手に与えた印象は絶大なもので容易に変えることはできません。

 

心理学用語ではこれを初頭効果といいます。

始めに与えられた情報は、その人の印象を把握する上で大きな手掛かりとなり、後の情報にも影響を及ぼします。

 

 

学校や会社でこれから会う機会の多い友達や同僚ならまだしも、取引先や営業先の新規のお客様だと第一印象で全てが決められてしまい、大きなチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

 

逆に詐欺師の人は最初に清潔感のある身だしなみで、笑顔や明るい表情を意識することにより相手に「この人は誠実そうな良い人だな」という初頭効果を使い、最後に騙されていても気づかれにくくなるといいます。

 

アメリカの心理学者メラビアンの実験で『第一印象が与える影響』を数値化したものがあります。

●『表情・態度』 55%

●『声』(声量、聞き取りやすさ、スピード) 38%

●『話の内容』 7%

 

いかがでしょうか?

大半の人が『話す内容や中身』にこだわろうと考えがちですが、話す内容が与える印象は意外にも全体の10%にも満たないそうです。

 

【スピーチの内容を考える前に確認!第一印象を決める4つのポイント】

 

印象形成の大半の割合を占めているのは『顔の表情や態度と話し方』です。

初対面の相手に好印象を与えるために重要なポイントをお伝えします。

 

【1】『笑顔・リラックスした表情』

笑顔の人に対して人間は基本的に敵意を感じません。

 

 明るい表情が与える影響はかなり大きなポイントになります。

 

話の内容に意識をもっていきすぎるとどうしても無表情になってしまうことがあるので、常に口角を上げる意識をもちましょう。

 

緊張しているとぎこちない笑顔になってしまうので鏡の前でミラートレーニングをするのもオススメです。

 

あなたがこれまでに過ごしてきた生活の中で、怒ってもいないのに「今日は機嫌が悪いの?」と言われたことはありませんか?

 

人間は無表情を怒っていると勘違いしてしまうことがよくあります。

 

あなたは別に怒っていなくても無表情のままでいると、知らず知らずのうちに周りを遠ざけているのかもしれません。

 

『話しかけやすい人の一番の特徴はやはり笑顔です。』

 

そして笑顔は意識しなければ作れません。

初対面の相手に対して自分自身の自然と出てくる笑顔を待っているようでは、いつまで経ってもチャンスを逃してしまう人生になるかもしれません。

  

 

  

【2】『身だしなみ』

身だしなみは誰でも実践できるものですが、その分怠ってしまうと大きな減点ポイントにもなりうる非常に重要な点です。

 

特に女性は男性と違い細かいところの身だしなみにまで目が行き届くので細心のチェックを怠らないようにする必要があります。

 

かといってオシャレやセンスを重要視する必要はありません。

オシャレだとおもう感性は人それぞれですからね。

それよりも身だしなみは『清潔感』を意識して整えるようにしましょう。

 

【3】『姿勢・態度』

背筋をしっかり伸ばして話す。

下を向いて話す人は自信がないイメージを相手に植え付けてしまいます。

人の顔を直接見ることが苦手な人は全体をボンヤリ眺めるイメージで見渡すように見ると緊張が和らぎます。

逆にアゴを上げ過ぎると偉そうに見えてしまうことがあるので視線は真っ直ぐ前を意識しましょう。

1対1の場合、視線は相手の方向に向けたまま後ろの景色を見るイメージで話すのがポイントです。

そして人は緊張すると体のいろんなところに手がいきます。

よく一般人の街頭インタビューで口元を隠したり肩を触ったりする動作を目にすることはありませんか?

本人は無意識のつもりかもしれませんが周りの人から見るととても違和感を感じます。

ジェスチャーサインを使わないとき、手は体の前で組むか自然に降ろして太ももの横にくるようにするといいでしょう。

 

【4】『声・話し方』

同じスピーチの内容でも話し方ひとつで相手に与える印象は大きく変わります。

ポイントとしては口を大きく開けて明るいトーンで話すことが大切です。

早口になったり下を向いてモゴモゴ喋っていると相手に自信のなさや緊張が伝わってしまいます。

アピールしたいポイントや自分の長所は通常のスピードよりゆっくりと話すと効果的に伝わるようになります。

自分が相手の立場だったらどう感じるか?

テレビのアナウンサーを参考にするといいかもしれませんね。

 

 【好印象を与える自己紹介5つのコツ】

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もちろん『表情や態度・声量』を意識したからといって内容は適当でいいのかというとそうではありません。

 

始めての場で自己紹介をする時、ウケ狙いに走り過ぎたり、文章を考えすぎるあまり肝心のスピーチが棒読みになったりしたことありませんか?

 

 

自己紹介ではまず必ずこれだけは伝えなければならないベースとなる項目があります。

 

【1】 『自己紹介必須項目』 

●氏名・年齢・出身地など(さまざまなシチュエーションで必須)

 

●配属先・担当する仕事(仕事の場合)

 

●これからの抱負や目標

 

必須項目はたったのこれだけです。

あくまで基本となるポイントを伝えた上でアレンジを加えていきましょう。

 

アレンジで意識するのはユーモアというよりは『自分という人間をどれだけ印象付けられるかどうか。』

自己紹介の後にちょこっと「〇〇さんって△△なんだね。」と声をかけてもらえればファーストコンタクトは大成功といえます。

 

ハードルが高いと感じる人は上記で述べた表情・態度・話し方のポイントを意識した上で基本項目をしっかりと伝えればそれだけで好印象を与えることが可能です。

 

【2】『趣味・マイブーム』

見た目とのギャップを生かして意外性をアピール!

見た目が強面なのにスイーツ男子。

大人しそうにみえて熱烈なカープ女子。

真面目そうだけどアイドルヲタク。

 

ギャップなんてないよーという人も趣味を話す際にざっくりとした表現じゃなくプラス一言付け加えることを意識してみてください。

例えば「趣味は料理です。」にプラス一言「趣味は料理をすることで得意料理はチーズケーキです。」と付け加えるだけでも相手の印象に残りやすくなります。

 

【3】『ニックネームを自ら名乗る』

ニックネームで呼んでもらうことは『親近感を高める上で非常に重要で簡単に実践することができます。』

ただやはり傷つけない親しみを感じるニックネームは相手も気を遣うのでなかなか難しい。

 

そこでポイントとなるのは自己紹介で『自ら名乗ること!』

「今日から入社することになりました〇〇です。学生の頃は〇〇と呼ばれてました。」

これが言えるかどうかで先輩との距離も変わってくるとおもいます。

シンプルで呼びやすいものだと尚良いですね。

企業が新商品のネーミングを考えるときのコツとして『6文字以内に留めると覚えやすくてヒットしやすい』というものがあります。

 

ユーモアにこだわり過ぎず親しみのあるニックネームをチョイスしてください。

関係に慣れてきてしまうと逆に言いづらいので初対面でアピールすることが重要です。

 

【4】『特技・長所をアピール』

マニアックな面をアピールしてツッコミやすさを重視。

「なにそれ?笑」とおもわれるネタを披露できればばこっちのものです。

意外性のある特技を全力でアピールすれば忘年会の主役になれるかも?

スベッてしまってもそれが悪いイメージに繋がることはあまりありません。

勇気を出してチャレンジすることが大切です。

 

【5】『自虐ネタをアピール』

「人生で失敗なんて少ない方が良い!」という気持ちはわかりますが、完璧な人間なんてつまらないですよね?

 

「この人仕事できるな」とか「真面目そうだな」とおもった人間が少しドジってしまった時に少しでも愛着を感じたことはありませんか?

  

 

私はTVでお笑い芸人がネタをする際、自虐ネタで観客を惹きつけているシーンをよく目にします。

 

完璧そうにみえる俳優さんがバラエティー番組などで庶民的な一面をみせると、その後に意外に好感度が上がったなんて話もよく耳にしたり感じたりすることもあるでしょう。

 

出身地や年齢、体型や能力の短所を自らアピールすると周りからもイジッていいんだと距離を縮めてくれます。

 

人は『相手の弱いところや欠点を知った時に親しみやすさを感じることが多い』です。

自慢話や武勇伝もいいですが、自分の人生の失敗談は記憶の闇に葬り去る前にストックしていても損はないかもしれませんね。

 

※ただしあくまで自分自身が言われても傷つかないようなネタに留めておくことをオススメします。(笑)

 

【まとめ】

 

Photo of Woman Looking at the Mirror

『初対面の人の壁をブチ壊す方法』いかがでしたか?

基本的なことをしっかりやることと、相手の心に少しでも印象が残るネタをプラスして結果的に「この人なんかわかんないけど、面白いのかな。」「喋りやすそうだな。」と少しでもおもってもらえれば大成功です。

 

最後に一番大切なことは相手に自分自身がどう映っているのかをイメージすること。

そのイメージに近づけるよう反復練習をおこなえばあなたの自己紹介はとっても魅力的なものになるとおもいます!